鼻いびきと喉いびきの違い|タイプ別の原因と効果的な対策

鼻いびきと喉いびきの違い|タイプ別の原因と効果的な対策

いびきには大きく分けて「鼻いびき」と「喉いびき」の2つのタイプがあることをご存知でしょうか?いびきのタイプによって原因も対策も異なるため、自分のいびきがどちらに該当するかを知ることが、効果的な改善への第一歩となります。本記事では、鼻いびきと喉いびきの違いを詳しく解説し、それぞれに合った対策法をご紹介します。

  • 美容医療の知見を活かした治療
  • 負担の少ない治療法
  • 丁寧なカウンセリング
目次

鼻いびきとは?その特徴と原因

鼻いびきとは?その特徴と原因

鼻いびきは、鼻腔(鼻の中の空気の通り道)が狭くなったり詰まったりすることで発生するいびきです。鼻からの空気の流れが妨げられ、振動が生じることでいびきの音が出ます。比較的軽い音で「スースー」「ピーピー」といった高めの音が特徴的です。

鼻いびきの主な原因

鼻いびきを引き起こす要因
  • アレルギー性鼻炎:花粉やハウスダストによるアレルギー反応で鼻粘膜が腫れ、鼻腔が狭くなる
  • 鼻中隔弯曲症:鼻の中央の仕切り(鼻中隔)が曲がっており、片側または両側の鼻腔が狭くなっている
  • 慢性副鼻腔炎(蓄膿症):副鼻腔に炎症が慢性化し、鼻づまりが持続する
  • 鼻ポリープ:鼻腔内にできる良性の腫瘤が気道を塞ぐ
  • 風邪や季節性の鼻づまり:一時的な鼻粘膜の腫れによるもの

鼻いびきの大きな特徴は、鼻づまりが解消されればいびきも改善されるケースが多いことです。そのため、まずは鼻づまりの原因を特定することが重要になります。

喉いびきとは?その特徴と原因

喉いびきとは?その特徴と原因

喉いびきは、喉(咽頭)の周辺の組織が振動することで発生するいびきです。舌の根元や軟口蓋、口蓋垂(のどちんこ)などが気道に落ち込んだり、肥大化したりすることで気道が狭くなり、「ガーガー」「ゴーゴー」といった低く大きな音が特徴的です。

喉いびきの主な原因

喉いびきを引き起こす要因
  • 肥満:首周りや舌に脂肪が蓄積し、気道を圧迫する(最も多い原因)
  • 加齢:喉周辺の筋力が低下し、睡眠中に筋肉が弛緩して気道が狭くなる
  • 飲酒:アルコールの筋弛緩作用で舌や軟口蓋の筋肉が弛緩する
  • 扁桃肥大:口蓋扁桃やアデノイドが肥大化して気道を狭める
  • 顎の骨格:下顎が小さい(小顎症)と舌が後方に落ち込みやすい
  • 仰向け寝:重力で舌根が気道に沈下する

喉いびきは睡眠時無呼吸症候群(SAS)との関連が強く、鼻いびきに比べて健康リスクが高い傾向にあります。大きな喉いびきをかいている方は、一度専門医の診察を受けることをおすすめします。

鼻いびきと喉いびきの見分け方

鼻いびきと喉いびきの見分け方
鼻いびきと喉いびきの見分け方

自分のいびきがどちらのタイプかを判断するための簡単なセルフチェック方法があります。

チェック項目鼻いびき喉いびき
いびきの音質高め・軽い(スースー、ピーピー)低く重い(ガーガー、ゴーゴー)
口を閉じた状態で発生するか口を閉じていても発生する口を開けている時に多い
鼻づまりとの関連鼻づまり時に悪化する鼻の状態に関係なく発生
体位による変化体位による変化は少ない仰向けで悪化、横向きで改善
無呼吸の有無少ない伴いやすい
BMIとの関連関連は薄い肥満で悪化しやすい
自宅でできる簡単チェック法

自宅でできる簡単チェック法

STEP
鼻呼吸テスト

片方の鼻の穴を指で押さえて、もう片方で呼吸してみましょう。両方の鼻で試して、どちらかの鼻が詰まっている感覚がある場合は鼻いびきの可能性が高いです。

STEP
口閉じテスト

口を閉じた状態でいびきのような音を出してみてください。口を閉じても音が出る場合は鼻いびき、口を開けないと音が出ない場合は喉いびきの傾向があります。

STEP
いびきアプリで録音

スマートフォンのいびき録音アプリを使って自分のいびきの音を録音し、音質を確認しましょう。高い音が続く場合は鼻いびき、低く途切れるような大きな音の場合は喉いびきの可能性があります。

なお、鼻いびきと喉いびきの両方が混在している「混合型」の方も少なくありません。正確な診断には、医療機関での検査が必要です。

タイプ別:いびきの効果的な対策法

鼻いびきの対策

  • 鼻腔拡張テープ:ブリーズライトなどのテープで物理的に鼻腔を広げ、鼻の通りを改善する
  • 点鼻薬:アレルギー性鼻炎が原因の場合、ステロイド系点鼻薬や抗ヒスタミン薬が効果的
  • 鼻洗浄(鼻うがい):生理食塩水で鼻腔内を洗浄し、粘膜の腫れやアレルゲンを除去する
  • 加湿器の使用:室内の湿度を50〜60%に保ち、鼻粘膜の乾燥を防ぐ
  • 耳鼻科での治療:鼻中隔弯曲症や鼻ポリープなど構造的な問題がある場合は手術で改善可能

喉いびきの対策

  • 横向き寝:仰向けを避けることで舌根の沈下を防ぎ、気道を確保する
  • 減量:首周りの脂肪を減らすことで気道への圧迫を軽減する
  • マウスピース:下顎を前方に固定して気道を広げるオーラルアプライアンスを使用する
  • 飲酒の制限:就寝前のアルコール摂取を控えて筋肉の弛緩を防ぐ
  • レーザー治療:軟口蓋や口蓋垂にレーザーを照射して組織を引き締め、気道を拡大する
  • CPAP治療:中等度以上の睡眠時無呼吸症候群がある場合、持続陽圧呼吸療法で気道を確保する

両方のタイプに共通する生活習慣の改善ポイント

両方のタイプに共通する生活習慣の改善ポイント

鼻いびき・喉いびきのいずれの場合でも、以下の生活習慣の改善は効果的です。

共通の生活改善ポイント
  1. 適正体重の維持:BMI25未満を目標にすることで、気道周辺の脂肪を減らせます
  2. 寝室の環境整備:適切な湿度・温度管理で鼻粘膜の状態を良好に保ちましょう
  3. 規則正しい睡眠:睡眠不足は筋肉の疲労を招き、いびきを悪化させます
  4. 禁煙:喫煙は鼻や喉の粘膜を刺激して炎症を引き起こし、いびきを悪化させます
  5. 口周りの筋トレ:あいうべ体操などで口腔周辺の筋力を鍛えることも有効です

専門医への相談をおすすめするケース

専門医への相談をおすすめするケース
専門医への相談をおすすめするケース

セルフケアで改善が見られない場合や、以下のような症状がある場合は、早めに専門医を受診しましょう。

  • 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
  • 日中の強い眠気で生活に支障が出ている
  • 起床時の頭痛や口の渇きが頻繁にある
  • いびきが徐々に大きくなっている

特に喉いびきが疑われる方は、睡眠時無呼吸症候群の検査を受けることを強くおすすめします。現在はレーザー治療やマウスピースなど、身体への負担が少ない治療法も多数あり、日帰りで受けられる施術も増えています。

  • 美容医療の知見を活かした治療
  • 負担の少ない治療法
  • 丁寧なカウンセリング

※鼻いびきの原因となる鼻づまりや鼻の病気について詳しくは、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「鼻の症状」をご参照ください。

🏥 いびき治療を考えている方へ

専門クリニックでは、レーザー治療やマウスピースなど一人ひとりに合った治療が受けられます。まずは無料診断で深刻度をチェックし、お住まいの地域のクリニックを探してみましょう。

女性のいびきは原因が少し異なります。詳しくは女性のいびきの原因と治し方もあわせてご覧ください。

手軽に試せるいびき対策グッズ

いびきの多くは睡眠中の口呼吸が関係します。まず今夜から手軽に試すなら、唇に貼って口呼吸を防ぐ「口とじテープ」が定番です(鼻呼吸がしっかりできることを確認してから使いましょう)。

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まとめ

いびきは「鼻いびき」と「喉いびき」に分類され、それぞれ原因と対策が異なります。鼻いびきは鼻腔の問題が中心で、鼻づまりの改善で解消されるケースが多い一方、喉いびきは気道周辺の構造や筋力の問題が関わり、睡眠時無呼吸症候群との関連も指摘されています。まずは自分のいびきのタイプを正しく把握し、タイプに合った対策を実践することが大切です。セルフケアで改善しない場合は、専門医への相談を検討してみてください。

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この記事の編集・信頼性について

本記事は、各クリニックの公式情報・厚生労働省などの公的資料・医学的根拠をもとに、いびきラボ編集部が作成し、定期的に内容を見直しています。掲載内容は一般的な情報提供を目的としたもので、診断・治療については必ず医療機関にご相談ください。

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